toggle
2020-08-03

≪歴史の香りを纏う≫ 若返りの霊水 ハンガリーウォーター

今日はハンガリーウォーターをイメージして香り作りをしました。

昨日、天使の羽や梯子やエメラルド色の光の粒が降りているように見える空を眺めて、ハンガリーの伝説を思い浮かべ、ハンガリーウォーターをテーマに香りを作ってみました。

ハンガリアンウォーターといえば、ローズマリーを主にアルコールに漬けたもので、リウマチに悩むハンガリーの王妃エリザベートを癒し、みるみるうちに若返り、隣国ポーランドの王子が70歳を越えた彼女に求婚した… という部分がとても知られていますが、私はあまり紹介されない天使が登場する話が好きなので、簡単にまとめてみます!

天使の処方 ハンガリーウォーター

1370年頃、国王を戦で失って20年余り、国を治めてきた王妃エリザベートの話です。

60歳を過ぎたエリザベートは衰えを感じ、自分の容姿に幻滅を感じる日々を送っていました。

ある日、近臣の1人が王妃を元気づけようと、若々しいポーランドのラデスラスの肖像を見せると、若返りたいと触発され、パコニの森に住む隠者に相談するために、森へ向かいます。

雪の中を馬に乗って遠い山へ数キロ走っていると、暗い小屋にたどり着きました。小屋の前にはボロ1枚を纏った隠者が立っていました。

王妃は寒そうで哀れな隠者を気の毒に思い、マント、パン、葡萄酒を与えました。

隠者は女王に「お礼にお望みを叶えましょう」と言うと、光る雲の中から大きな翼を持った天使が現れ、「霊験あらたかな水を作る処方書を与える。これを作らせ、朝晩顔につけよ」と言い残して天使は消えます。

羊皮紙に書かれた処方書には、ローズマリーの花房、メリッサの葉、シトロンの果皮、その他の薬品を使い、天使の指示通り錬金術師に作らせ、幾月も顔につけると、顔のシミやシワが消えどんどん若返えりました。

そんなある日のこと、王妃を訪問したポーランド王は若返った王妃に魅了され、プロポーズをしました。というめでたい伝説です。

残念ながら、王妃のための処方は固く守られ伝わっていません。

オーデコロンの原型になっているという風にも言われています。

ハンガリーウォーターをテーマにイメージをしていきます

ローズマリーをメインに柑橘系を入れて、心も体も若々しく爽やかな香りで、

コロンとして使う目的で作り上げました。

使った精油はこちらです。

ローズマリー、コリアンダー、クラリセージ、ペパーミント、マジョラム、ラベンダー、フェンネル、マンダリン、レモン、ブラックペッパー、ユーカリグロブルス、フランキンセンス、ベチバー、パチュリ

こちらは、完全に自分用の私の香りです。ハンガリーウォーターの処方ではありません。(ハンガリーウォーターを完全再現ではありませんよ。)

すごくフレッシュで元気が湧いてくる香りが出来ました。

シュシュっとお部屋やファブリックに香らせて、私も若返りたいものです!

天使をイメージして香りを作る時、お空から降りていく感じを表すのに、ベルガモットや小さなカワイイ感じを出すのにバニラを使うことがありますが、今回は全然違います。

伝説からイメージして、自分の好きな香りを仕上げていく楽しみ。

皆様もお好きな香りをブレンドされて、香り作りを楽しんでくださいね。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です