フランキンセンスの物語
AEAJ(日本アロマ環境協会)が公開された動画、精油物語「フランキンセンス編」がかなり面白かったのでご紹介させて頂きます。
フランキンセンス(乳香) カンラン科
水蒸気蒸留法で樹脂から精油を抽出します。
動画では、教会で用いられる様子や、精油を抽出する様子などあります。
フランキンセンスは大変人気のある精油ですが、100㎏のフランキンセンスから取れる精油はたったの7㎏。かなり貴重なものだということも分かります。
エチオピアの男性たちが3か月間、木から樹脂をとる様子まで紹介があります。
最後に、エチオピアのフランキンセンスを焚いて行うコーヒーセレモニー(作法)の紹介がありました。
以前、このセレモニーについて読んだことがあるのですが、香りを楽しむための仕掛けがほどこされているとありました。ホストの方がまず、フランキンセンスを焚く。その煙の中でコーヒー豆を炒る。そうすると、コーヒー豆がローストされる香りとフランキンセンスの香りが調和し絶妙な香りになるそうだ。その後、コーヒー豆を客に回して香りを楽しみ、豆を粉にするのですが、この香りを合図に近所の方が集まり始まる。
コーヒーを煮だし、ポットに入れて、煮出されたコーヒーを茶碗に注いで客人に振舞われる。
かなり時間をかけて香りと味を楽しむコーヒーの作法ですが、非常に豊かな時間だと想像できます。 実際の映像を見ることが出来て感動しました。
今手元にある精油のふるさとや、こんな旅をして私のもとにやってきたのかと思うと愛しく、1滴1滴を今以上に大事に使わせて頂こうと思います。
アロマテラピーがお好きな方は楽しい映像だと思いますよ。
コメントを残す