梅の香りを確かめに
梅の花を見ると、春はもうそこまでやってきていると、少し心が躍ります。
梅の花の精油はないので、収穫農園へ香りを確かめに行ってきました。
イランイラン、ジャスミンに似ているけど少し違う。上品かつ甘く存在感を感じる。酢酸ベンジルが主成分と言われてます。
寒い中、香りで存在感を出さなければ、ハチを引き寄せられませんから、美しい花を咲かせ美しい香りを放つのかもしれません。
果実と花の香りは違い、白と赤の梅の花の香りも強さが違います。
梅味のキャンディーやガムも美味しい香りで、そちらは花ではなく果実のフレーバー調合のようです。
原産地は中国の四川省から湖北省のあたり。中国の文化や薬木として万葉の時代にやってきました。
万葉集には119首も梅に関する歌が載っています。
源氏物語には梅の花を似せて表現した「梅花」と呼ばれるお香が登場します。
素敵な香りなんだもの、当時の方も虜だったのでしょう。
古から楽しまれていた春の香り、梅の花の香りに心を沢山満たされてまいりました。
この素敵な香りスポットは、千葉県にあります大川原梅園です。
梅の花の開花時期、農園を開放してくださいます。
ハーブ園やカフェもあります!
梅花香は、沈香・占唐・甲香・白檀・丁子・麝香・薫隆などが用いられるそうなので、梅の花のイメージブレンドに、イランイラン・ジャスミン・サンダルウッド・クローブを少しずつブレンドして香りを確かめて、その他にも柑橘類なども足して楽しみました。
イメージの香りは正解も不正解もないので、楽しめば良いだけです。
Herb Harvest
コメントを残す