”スコットランド民謡の悲しみ•音楽と歴史的背景” そしてハーブは..
こんにちは。
Herb Harvestブレンダーです。
以前よりパイプオルガン奏者の長井浩美先生の元で、
音楽の中の植物、キリスト教の中の植物についてピックアップしてパイプオルガンの勉強をさせて頂いております。
先日、イギリスのエリザベス女王の配偶者フィリップ殿下が亡くなられ、
ご葬儀の様子を配信されましたが、長井先生よりご葬儀で使われた音楽について
曲目や音楽史など詳しい背景を教わりました。
長井先生のblogをどうぞご覧ください。
スコットランドの国歌のように歌われる曲があります。
森の花と言われる曲です。
ご葬儀で使われたこの曲。
私は質問で何の花なのでしょう?と伺わせて頂き、教えて頂きました。
スコットランド国花はアザミ(英語では thistle)だそうです。
よく日本でも見かけますね。
敵が裸足で夜襲ってこようとしたのですが、アザミの棘を踏んで痛くて大きな声を出したのにスコットランド兵が気が付き多くの兵が襲撃されずに済み国を守ることが出来たそうです。
オオアザミ
Milk Thistle(ミルクシスル)、マリアアザミとも呼ばれ、ハーブティーでは種子が使われます。
肝臓のハーブとも呼ばれ、機能回復に効果のあるハーブです。
ヨーロッパでは2000年以上も前から肝臓の治療ハーブとして親しまれてきました。
葉は白いまだら模様があり、それがミルクがこぼれたように見えることが《聖母マリアのお乳》に由来し、和名「マリアアザミ」がついたとされています。
味はほとんどしませんので、ブレンドもしやすいなと思います!
パイプと言うとパイプオルガンを勉強しているものにとってはパイプオルガンしか思い浮かばないのですが、この国ではバグパイプのことだそう 笑
ご葬儀の終盤、バグパイプ奏者が去っていく様子と殿下が重なりました。
名曲ばかりで、殿下が生前に選曲したプログラム。
ご葬儀は決して悲しいセレモニーだけではないと分かります。
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